ウズベキスタン共和国に対する若手行政官等育成のための支援(無償資金協力)
令和2年8月18日



18日、藤山美典駐ウズベキスタン共和国日本国特命全権大使と先方ベクゾッド・ムサーエフ・ウズベキスタン共和国副首相(H. E. Mr. Bekhzod MUSAEV、 Deputy Prime Minister of the Republic of Uzbekistan)の間で、供与限度額2億9,100万円(約265万ドル)の無償資金協力「人材育成奨学計画」に関する書簡の交換が行われました。
日本は、ウズベキスタンに対し、同国の着実な経済行政改革の実施と民主化を促進するための支援を実施しています。この協力は、ウズベキスタンの将来を担う若手行政官等が、日本の大学院で学位(修士又は博士)を取得するために必要な経費等を供与するもので、工学、法学、経営学、経済学、農学、保健、教育など様々な分野での専門人材を育成します。
今回の協力により、最大で修士18名及び博士1名のウズベキスタンの若手行政官等が訪日することになります。これにより、ウズベキスタンの将来を担う人材が専門知識を修得し、同国の経済社会開発に活かしていくとともに、我が国に対する理解を深めることが期待されます。
コロナ禍という厳しい現状下ではありますが、昨年末のミルジヨーエフ大統領の訪日を受けた両国関係の一層の発展のために、日本政府はウズベキスタンの人材育成開発の分野でさらなる貢献を続けていく所存です。